CapeOX療法
9月4日から術後補助化学療法としてCapeOX療法(カペシタビン+オキサリプラチン)を行いました。
大まかなスケジュールはオキサリプラチンの点滴+カペシタビンの服用が2週間で、その後1週間の休薬期間があります。
これを1クールとして、目標は6~8クール(最低4クール)行う予定です。
画像引用:大腸がんを生きるガイド「これから化学療法を受ける方へ」
一日のスケジュール
大腸がんの術後補助化学療法は通院で行えます。一日のスケジュールですが次のようになっていました。
(9:00 血液検査)
10:00 主治医の診察
10:30 歯科検診
11:00 化学療法室で点滴
14:00 終了
本来であればまず最初に血液検査を受けるのですが、午前中の早い時間は血液検査がとても混み合っていて、採血に1時間近く待たされることも珍しくありません。
主治医の許可があれば前日に採血のみ行うことも出来るので、3日の14時頃に採血だけ行いました。この時間帯は待ち時間はなく、直ぐに採血を行うことが出来ました。
血液検査の結果
最初に血液検査で抗がん剤治療を受けることに問題がないかどうかを判断されます。
特に重要な項目は白血球数と好中球数で、抗がん剤治療を受けることが出来る数は
- 白血球数 3,000/ul以上
- 好中球 1,500/ul以上
となっています。
好中球数については検査結果はパーセントで出てくるので、例えば白血球数が5,000、好中球が45%の場合は5,000×0.45=2,250となります
今回は白血球5,300、好中球57%で問題はありませんでした。
オキサリプラチンの点滴
主治医の問診が終わると歯科検診後に化学療法室に移動してオキサリプラチンの点滴を受けます。
抗がん剤の点滴は最初に吐き気止めの点滴を30分流した後に、抗がん剤「オキサリプラチン」を2時間かけて点滴します。その後洗浄のため生理食塩水を15分程度流して終了です。
点滴中は血管痛が生じやすいとのことで、ホットパックで点滴部分を中心に温めながら行いました。
おかげで通常の点滴に比べると痛みはありますが、無事点滴を終えることが出来ました。
1日目の副作用
CapeOX療法の副作用の説明を受けましたが、自分は大丈夫だろうと思っていたのですがやっぱり出ました・・
病院からの帰りにドラッグストアて買い物をした際にジュースの缶を触ったのですが、指先にジーンと痺れる感じがして「ああこれが聞いていた末梢神経障害か」と。
その後も家に帰ってから手洗いの際も水道水でまた痺れ、冷蔵庫のお茶を取り出す際も痺れとことある毎に手先にしびれを感じました。
後は指先に若干違和感があって字が書きにくかったり、トラックボール(マウス)が動かしにくかったりしました。
その他は気になる症状はありませんでした。
化学療法の金額
1クール目の化学療法にかかった金額ですが
- 採血検査 1,720円
- 歯科診療 1,160円
- 化学療法 16,890円(内服薬含む)
の合計19,770円でした。