7月11日:赤十字病院で再度診察
T病院からの紹介状や検査データを持参して、県庁所在地の赤十字病院の消化器センターを受診。
中核病院だけあって患者数も多く、待たされることを覚悟していましたが割と早く診察を受けることができました。
T病院からの内視鏡写真や造影剤CTのデータ、生検結果からやはりステージ3の上行結腸がん(盲腸の少し上の部分:下図)であるとの診断結果でした。
造影剤CTのデータから肺や肝臓への転移はなさそうだが、遠隔転移を詳しく調べるため明日PET検査を行うことになりました。
診察の後に術前の検査(肺機能、血液検査、尿検査、心電図、腹部と胸部のX線検査)を行ったため、診察終了時間は14時頃と遅くなり絶飲絶食がけっこう堪えた。最初の診察時に水飲んでもいいか聞けばよかった・・
7月12日:PET検査
今日もPET検査のため絶食・・水は飲んでもいいので昨日よりは随分楽。これが終われば必要な検査は全て終了となるはず・・。
PET(Positron Emission Tomography、陽電子放出断層撮影)検査は、治療前にがんの有無や広がり・他の臓器への転移がないかを調べる、治療の効果を判定する、治療後に再発がないか確認するなど、さまざまな目的で行われる精密検査です。
PET検査とは
PET検査ではFDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖)を体内に入れるので、検査前の糖分の摂取は厳禁。
検査室でFDGを点滴した後は、動いてはいけないので休憩室のソファーベッドで1時間ほど安静にしていないといけない。(動くとその部分の筋肉にブドウ糖が集まるため)
1時間後に膀胱を見やすくするため小便をすることになったが、少量の放射性物質が出てくるので専用の放射線用トイレ?があってちょっとびっくりしました。
測定中はCT装置の中で20分程動かずにじっとしているのだが、結構辛いものがありました。
画像引用:EPARK人間ドック
検査の結果は7月17日にわかるので他臓器への転移がないかそれまではちょっと心配・・