手術から2日が経ちました、ようやく落ち着いてきたので当日のことを思い出しながら書いていきます。
手術室入室まで
不思議と前の夜はよく眠ることができた。
朝はいつも通り6時前に目が覚めたので、軽く仕事をこなしてから手術の準備をしました。
手術室には9時半に入ることになっていたので、それまでに
- 手術着に着替える
- 髭を綺麗に剃る（チューブを頬に固定する為）
- 両足に圧着ストッキングを履く（血栓予防）
などの準備を済ませて看護師さんが呼びに来るのを待っていました。
手術室に入る
9時20分頃に看護師さんが病室に迎えにきていよいよ手術室に。
家族（妻と長男）が付き添いで来てくれ談話室で待っていてくれたので、一緒に手術室まで徒歩で向かいました。
この病院の手術室は以前母親が肺がんの手術を受けたので、前室までは入ったことがあるのですが、大きな扉の向こうにいくのは初めての経験です。
何度も名前を確認されて5番手術室に入ると、６人のスタッフが準備を整えて出迎えてくれました。
手術前の準備
自分で手術台（意外と狭い、太った人ははみ出る？）に上がると
- 点滴のルート
- 心電図モニター
- 血圧計
- 血中酸素濃度系
などが手際よく体につけられていき、いよいよ硬膜外麻酔のチューブを背骨に入れることに
実は手術より硬膜外麻酔のチューブを背中に入れるのをちょっとビビっていたのですが、実際は大した事はありませんでした。
背中を海老の様に丸めた状態でまず局所麻酔を打たれ、その後背中に硬膜外麻酔のチューブを入れるのですが、痛いと言うより気持ち悪いと言うか違和感がありました。
額に脳波計の電極を付けられて、口の上に酸素マスクらしいものを当てながら
「今から点滴で眠くなる薬を入れていきます。ちょっと針を刺したところが痛くなるかも し れ ま せ ん ・ ・」
で落ちました。
目覚めた時は
「終わりましたよ。聞こえますか？」の声が聞こえて目を開けるとちょうど手術室を出るところでした。
途中エレベーターに乗った事や廊下の天井を断片的に覚えてはいるのですが、完全に意識が戻ったのは病室に戻ってからです。
家族も病室に来てくれて色々話かけてくれるのですが、酸素マスクを着けられているのと気管にチューブが入っていたせいか喉の奥がヒリヒリしてうまく喋ることができません。
傷の痛みは全然と言っていいほど痛くはないのですが、身体が重くまだ寝ていたいと言った感じでした。
この時点で時計をみたら15時を少し回っていました。
あとで妻に聞いたら手術が始まったのは10時半ごろで終了は14時半、手術前の説明通り4時間かかったことになります。
1日目の夜
病室に戻ってから2時間後に心電図モニターや酸素マスクが外されて、体のダルさも少し取れてきました。
右手にはナースコール、左手には硬膜外麻酔の追加投入ボタンを持たされ、痛みがでたら追加投入ボタンを押すこととそれでもダメならナースコールを押すように言われました。
その後はうつらうつらとしていましたが、手術で6時間近く寝ていた事や看護師さんが頻繁に様子を見に来てくれるのでぐっすりと寝ることは出来ませんでした。
1日目の感想は
- 本当に目が覚めたら終わっていた
- 尿道に入れた管が気になる
- 痰が出そうででない
- 口が渇く
- 痛みは思ったほど強くない
- 寝れない
です。
このままうつらうつらと朝を迎えました・・